先日、林先生の初耳学を見ていたら歯について特集していました。そこで、なるほどと思ったことがあったので、まとめておきます。
林先生の初耳学の問題
「林先生の初耳学」の問題で、最近、巷で炭酸水を飲むのが流行っているとのこと。
自分の周りでは、炭酸水のみ飲んでいる人を見かけたことがないけど・・。
まあそれは置いといて、「炭酸水を飲むときチビチビ飲むのはよくない。その理由とは?・・」という問題でした。
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林先生の答え
上記の問題で、林先生が回答をしました。「炭酸水は歯の再石灰化を阻害する。なのでチビチビ飲むのはよくない。
炭酸水を飲むなら、チビチビ炭酸水を飲むよりも、いっきに飲んだほうがよい」というような回答をしていました。
(録画ビデオを見てすぐ消してしまったので、正確な答えがわかりません。だいたいこんな回答をしていました)
回答の確認
林先生の回答の確認ですが、「おみごと」のことでした。炭酸水は歯の再石灰化によくないとのことです。
炭酸水は歯の再石灰化を阻害するようなことを言っていました。勉強になりました。
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林先生のこぼれ話
この回答の確認の後、林先生が歯の再石灰化について、こぼれ話をしました。
それは、林先生の知り合いに歯医者さんがいて、その歯医者さんの息子さんには、歯を磨かせていないそうです。
うがいとか口をすすいだりはするみたいですが・・。
でもこれは、歯医者さんならではの根拠があってしているとのことでした。そして、その息子さんは虫歯がないそうです。
この息子さんには、ある取り決めをしているそうです。それは、「決められた時間に食事をする。そして、間食はしない」とのことでした。
こうすることにより、歯の再石灰化が促進され虫歯になりにくいとのことでした。
口の中に、何も食べ物がないときに、再石灰化がされやすいとのことでした。
再石灰化のこぼれ話の感想
歯と再石灰化について、炭酸水の話も勉強になりましたが、僕は、どちらかというと林先生のこぼれ話のほうが勉強になりました。
この林先生のこぼれ話を聞いてなるほどと思いました。納得しました。そして、よい話を聞いたと思いました。
自分も思い当たる節がある
自分は、夕食後にスナック菓子を食べたりはします。しかし、基本的には間食はしません。間食はきらいです。
なぜなら、普段から節操もなく食べ物をダラダラ食べるのが嫌いなタイプだからです。なので日中は、ほとんどお菓子などは食べません。
アメも口の中がベタベタするので、あまり好きではありません。昼食を除いた日中、口の中に入れて食べるといえばガムくらいです。
ガムは食べるというよりは噛むですが。あとCMの影響もあってか、よくキシリトールのガムを噛みます。
とにかく僕は、朝食、昼食、夜食以外で節操もなく物を食べるのが嫌いです。決められた時間に食べるのが好きです。
自分は、こういう性質と習慣をしているためか、あまり虫歯になったことがありません。
林先生も口に食べ物がないときに、再石灰化がされやすいようなことを言っていたので、あてはまると思いました。
間食をする人よりも、間食をしない人のほうが、歯の再石灰化が促進されやすいそうです。
あらためて林先生の話、自分に当てはまるし納得しました。そして僕は偶然、よい生活習慣をしているのだと思いました。
キシリトール
ガムの話でいえばキシリトール。キシリトールも気になったので、以前、ネットで調べたことがありました。
一般的には、学説でキシリトールがよいとの発表があったとのことでした。
これを受け、キシリトールのガムがヒットしました。僕もこの通説にあやかり、キシリトールのガムはよく噛んでいました。
そして、キシリトールのおかげで再石灰化を促し歯が健康的と思っていました。
でも最近の学説では、キシリトールはあまり意味がないという学説もあるそうです。
いずれにしても僕は、ガムを噛めば唾液は出るし、キシリトールのガムはあっさりしているので好きです。
そして、キシリトールは効果があると信じています。なので、日中、物は食べませんがキシリトールのガムだけは、引き続き噛もうと思っています。
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脱灰と再石灰化の基礎知識
再石灰化はよく耳にします。でも再石灰化の反対の脱灰は知りませんでした。
今回、再石灰化を調べていて初めて知りました。
こちらの記事、たいへん参考になりました。
[参考記事]
→ 脱灰と再石灰化 | 歯科なんでも事典で調べよう
せっかくなので、簡単に脱灰と再石灰化をまとめると・・
脱灰(だっかい)とは・・
生物の硬組織からカルシウム塩の結晶が溶出する現象。
・歯学
歯のエナメル質などからリン酸カルシウムの結晶が溶出する現象
(Wikipediaより引用)
再石灰化(さいせっかいか)とは・・
一度、脱灰されて破壊された歯の表層が良好な口腔内環境のもとで再び元の正常な結晶構造にもどること
お口の中で常に起きている現象。歯を脱灰から守る唾液の自然治癒のメカニズム
(埼玉県歯科医師会より引用)
(オーラルペディア[APAGARD]より引用)
とのことです。まとめていて僕も勉強になりました。
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素朴な疑問として野生の動物は・・
自分は歯の再石灰化についてちょっと疑問に思ったことがあります。
それは、人間なら歯を磨くことによって、口の中や歯を清潔にして、口の中や歯の状態を健康に保つことができます。
でも、野生の動物は歯を磨きません。どうやって動物は、歯の健康を保つのだろうと思っていました。
■ライオン
例えばライオンを例に上げてみます。ライオンが自分で歯を磨くなんて聞いたことがありません。
歯の再石灰化には唾液が重要ということは聞いたことがあるし、唾液が再石灰化を促すことは一般的です。
野生のライオンは、狩りをしても獲物にありつけず数日間、食べられないときもあるというのを聞いたことがあります。
人間の場合は、決められた時間に物を食べられますが、野生の世界では食べ物にありつけず、数日間、空腹というのはよくあることだそうです。
この食べ物にありつけない時間が、人間でいえば間食しないことと同じだと思います。
ライオンが獲物にありつけないときは、唾液が出て空腹です。口の中には食べ物はありません。
これが動物の歯の再石灰化につながり、動物の歯が健康でいられる理由だと思います。
そう考えると、人間の間食しないことは、ライオンと同様に物がありつけない状態、口の中に食べ物がない状態であり、
それが口の中の唾液の自然治癒メカニズムを促進していると考えます。
こういう風に考えてみても、間食しないことは、口の中や歯の健康を保つうえで、また歯の再石灰化を促進するうえで重要と考えます。
これからも続ける
林先生の話を聞いて、僕は、もともと間食しないタイプの人間ですが、改めて間食はしないようにしようと思いました。
林先生のこぼれ話、たいへん参考になりました。
まとめ
林先生が番組の中で、間食しないことは歯の再石灰化の促進につながりよいというようなことを言っていました。
僕はこれを聞いて、野生の動物にも当てはまるし、自分の食の習慣でもそうだったので納得しました。
間食しないことは歯の再石灰化によいというのは一理あるなと思いました。
この記事が、個人的な意見もありますが、歯の健康についてのちょっとした情報になればと思います。
●最後まで読んでいただきありがとうございました。
おしまい