いつも感じていた疑問・・。スーパーの薬局コーナーに消毒用エタノールを買いに行くと、緑のキャップと黄色いキャップがある。
見た目は同じそうなのにどう違うの? いつも不思議に思っていました。
そこで今回は、この疑問についてお話します。
前から思っていた消毒用エタノールのキャップ色違いの疑問
自分は、わきの下や足の裏の消毒に、消毒用エタノールをよく使っています。
なので、家にストックがなくなったら店に買いに行きます。
このとき、消毒用エタノールで緑色と黄色のキャップがあるのを前々から知っていました。値段はほぼ変わらず、見た目もほぼ同じ。
でもこれ、「いつも何が違うのだろう?」と思っていました。また黄色いキャップのほうはIPと書いてある。
このIPてなんだろうと思っていました。
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店員さんに違いを聞いてみる
いつも不思議に思っていたので、消毒用エタノールのキャップの色の違いについて、あるとき薬局コーナーの女性店員の方に聞いてみました。
たぶん薬局コーナーの人は薬剤師の資格を持っていて、薬に詳しいと思ったのでワザと聞いてみました。
キャップ色違いについての店員さん(薬剤師)の話
店員さんに「一つお聞きしたいのですが、この商品のキャップの色の違いってなんですか?」と聞いてみました。
そうしたら、店員さん(薬剤師さん)が丁寧に答えてくれました。
「まず、IPというのはイソプロパノールという成分です」
「黄色いキャップのほうには、イソプロパノールが入っています」
「イソプロパノールが入っていると飲酒は不可なので、消毒用アルコールはお酒に属しますが、酒税が安くなります」
「要するに、黄色いキャップのほうは安く商品を提供したいためにイソプロパノールを入れています。酒税対策です」
「なのでどちらも成分的にはほとんど変わりません。消毒液として使う分には、どちらも同じです」
だいたいこんな感じのことを、世間話的に気さくに会話しました。さすが薬剤師。
わかりやすい説明だったし、話を聞いて理解したし、違いに納得しました。
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メーカの詳しい参考記事
店員さんに話を聞いた後に、ネットで調べてみました。メーカーの説明ページにも店員さんと同じことを説明している記事がありました。
知識が深まるのでご参考までに。
参考記事
→ 消毒用エタノールと消毒用エタノールIPの違い
消毒用エタノールを消毒液として買うなら
消毒用アルコール液を普通の消毒用として使用するなら、黄色いキャップの商品を買ったほうがよいです。ちょっと値段が安くなりお得です。
また、緑色のキャップも黄色のキャップも成分はほとんど一緒です。
消費者は普通、消毒液として使うと思うので、アルコールとして飲む人はいないと思います。
店員さんもそのようなことを言っていました。
キャップの色違いで勉強になったこと
黄色いキャップのほうには、ワザとIP(イソプロパノール)という成分を入れているを知りました。
IPを入れることにより飲酒不可とし、酒税対策をして少しでも商品を安く提供していることがわかりました。
メーカーの企業努力を知りました。
また、消毒用アルコールは酒税がかかることを知りました。確かに言われてみればアルコールはお酒だなあと思いました。
いろいろ勉強になりました。
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実際に消毒用エタノールは飲めるの?
店員さんと詳しくは話しませんでしたが、緑のキャップのほうは飲めるのかな?と思いました。
店員さん(薬剤師)の話だと一応、飲めそうな雰囲気のことも言っていましたが・・・
まあ、これはこぼれ話程度ですがね。
普通、危険性があるのをわざわざ飲もうとする人はいないと思うけど・・
医薬品のものをわざわざ飲もうという人はいないと思うけど・・・
もちろん僕は飲みませんけどね。
それに戦時時代でもないので、お酒はどこでも安く手に入るし、わざわざ医薬品のアルコールを飲もうという人はいないと思います。
でも、少し気になったので書いてみました。
まとめ
いつも消毒用アルコールを薬局に買いに行ったときに、緑色と黄色のキャップの違いはなんだろうと思っていました。
「百聞は一見に如かず」というように自分でいろいろ考えるよりも店員さんに聞いてみるべきでした。
店員さんの明確な答えにより、前から疑問に思っていたことがスッキリしました。
また、この記事を読んでいる人の参考になればと思います。
●最後まで読んでいただきありがとうございました。
おしまい
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