先日、ローカルな駅で初めて音鉄を見ました。そのプロフェッショナルな動きを見て感動を覚えました。
そこで今回は、そんな日常の一コマを語ってみます。
ローカル駅での一コマ
先日、週末にハイキングサークルのハイキング企画がありました。
このハイキングサークルは、ハイキングとなる最寄り駅が集合場所となります。
そのため、中央線のローカルな駅が集合場所となったので、その駅に、朝早く行きました。
集合時間まで、ちょっと時間があったので、時間つぶしに、プラットホームのベンチに座っていました。
そんなときに、初めて音鉄をみました。
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なんだろう?この人
ローカルな駅で、集合時間まで時間があったので、プラットホームのベンチに座り、時間をつぶしていました。
■ローカル駅
そんなとき、背中ごしに上りの電車がきました。何気なく周りを見渡してみる。そのとき、奇妙な人を発見しました。
先端にマイクが付いている、棒を持った人が、駅の天井にあるスピーカーにマイクを当てて、じっとしていました。
■音鉄1 イメージイラスト
「なんだろう。この人は?」
初めは地味な服装をしていて、おもむろにたたずんでいたので、「スピーカーの整備をする業者の人かな?」と思いました。
駅のスピーカーの調子が悪くて、マイクをスピーカーに当てて、検査でもしているのかなと思いました。
でも、なんかおかしい。地味な格好はしているけど、よく見ると私服でした。そこで、業者の人ではないと思いました。
でも、動きや仕草がプロっぽい。そして、やけに落ち着いている。この人は、なんなんだろうと思いました。
雰囲気は、テレビの屋外ロケの撮影スタッフの中にいる、マイクのついた棒を持っている、音声スタッフみたいでした。
■音声スタッフ
この人プロってる
この奇妙な人、仕草が落ち着いているし、機材もしっかりしていたので、何かのプロだなと思いました。
黒い棒の先端には、ごっついマイクが付いている。そして、そのマイクの先端には、なぜかスポンジが付いている。
片手に自撮り棒みたいな棒を持ち、反対の手には、ICレコーダーみたいなのを持って操作しているみたい。でも、その行動は落ち着いている。
このときは、どういう人かわかりませんでした。(まあ後で音鉄と知ったのですが・・)
音鉄と言ってもピンとこない人がいると思います。そこで、音鉄の雰囲気がわかる、とてもいい写真があります。これ見てください。
参考画像 → 音鉄
このブログに見つけた写真を掲載したかったけど、禁止みたいなので・・
こちらの写真の音鉄の雰囲気はこんな感じです。僕が見た音鉄よりさらに上をいっている感じです
■音鉄2 イメージイラスト
これで、実際の音鉄の雰囲気がわかってもらえればと思います。僕が見た人もこんな感じでした。
プラットホームで初めて音鉄を見ると、「なんだこの人は?」とびっくりするよ
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僕がみた音鉄と写真の音鉄との違い
僕がみた音鉄はマイク棒を1mくらいにして、片手をめい一杯あげて音を録音していました。
一方、写真の音鉄は優雅にひじを曲げ、マイク棒を1.5mくらい伸ばして、音を録音しています。
■比較図
(左は僕が見た音鉄で、右は写真の音鉄イメージです)
音鉄にもいろいろなタイプの音鉄がいるようです。
写真の音鉄は優雅だなー
いつの間にか消えていた
上りの電車が、背中ごしに停車しているとき、妙な人がいるなと思いました。
でも気にせず、また正面を向いてボーとしていました。
上りの電車が出発してから、しばらくして、また、周りを見回してみました。そうしたら、さっきまでいた奇妙な人が消えていました。
「あれ?いつの間にか、いなくなっちゃたなぁ」と思いました。素早い行動でした。(上りの電車に乗ったのかな?)
飲み会で正体が判明
ハイキングをした後、メンバーで飲み会になりました。そのとき、数人、この奇妙な人を目撃している人がいました。
そこで、この人の話題になり、あの人は音鉄だったことがわかりました。
このとき、音鉄という存在をはじめて知りました。
音鉄とは・・(自分の解釈)
鉄道マニアで「撮り鉄」は有名です。鉄道や電車の写真を撮る人を「撮り鉄」と言います。僕もそれくらいなら知っています。
鉄道マニアでも、電車のブレーキ音や、発車メロディー、車内アナウスなどの鉄道に関する音のマニアがいます。
これを「音鉄」と呼ぶそうです。そして鉄道マニアには、いろいろな分類があるそうです。
(この件で、鉄道マニアを深く調べてみて、いろいろな分類があるのを初めて知りました)
音鉄といえば中川家礼二
なんとなく、鉄道マニアで音鉄といえば、漫才師の中川家礼二を思い出します。
あの人、よく車内アナウスの物まねをやっているような気がします。
ただ、発車メロディーのああいう音鉄は、初めてみました。
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音鉄を一般人が深く掘り下げてみる
ああいう、マニアックな音鉄を初めて見ました。そして、初めて音鉄マニアを知りました。
せっかくなので一般人が音鉄について、もう少し深く掘り下げてみたいと思います。
音鉄の3点アイテム
音鉄の鉄板アイテムといえば、この3点だそうです。
・マイク
・一脚
・ICレコーダー
うーん、一般人の僕は知りませんでした。勉強になりました。
参考記事
→ 音鉄用ニューフェイスのご紹介
→ 【音鉄】機材の紹介 ( 鉄道、列車 ) – 妙典の東武線撮影記
マイクにスポンジ
僕がスピーカーの音をとっている音鉄を見ていて、不思議に思ったことがありました。
それは「何でマイクにスポンジが付いているのだろう?」と思いました。
ネットで調べたら、風の音を拾うのを防止するために、マイクにスポンジをつけているそうです。
へーえ、そうなんだ。音鉄は芸が細かい!。
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あの棒は何?
駅のホームにいた音鉄を見ていてもう一つ、気になることがありました。
それは、マイクをつけた伸び縮みする棒は、なんていうのかなと思いました。
また、ネットで調べてみたら、あの伸び縮みする棒は、一脚というそうです。
カメラの台に使う三脚は知っていましたが、一本しかないものを一脚というんだ、ということを初めて知りました。
勉強になりました。一本の伸び縮みする棒を一脚というんだ。へーえ。
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あと余談ですが、あの棒は「自撮り棒」ではないそうです。プロの音鉄は強度の高い一脚を使うそうです。
「自撮り棒」では強度が弱いそうです。
音鉄の気持ちがわかる動画
音鉄を調べていたら、参考になる動画を見つけました。これ試しに見てください。なんとなく音鉄の気持ちが分かります。
参考動画
→ 音鉄ならだれでも1回は味わったことがあるであろう屈辱 – YouTube
まとめ
たまたま、ローカルな駅で、発車メロディーを収音する音鉄を初めて見ました。
その落ち着いていて慣れた手つきに、ちょっぴり感動を覚えました。
この記事が、一般人で音鉄マニアを知らない人の参考にでもなればと思います。
●最後まで読んでいただきありがとうございました。
おしまい
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