いつも思う疑問・・。ポイントカードのポイントて企業側にどのようなメリットがあるのだろうと思っていました。
そこで今回はポイントカードによる企業側のメリットを個人的に勝手に考えてみます。
この記事を読む人
この記事を読む人は、既にポイントカードの登録を済ませ利用している人、また、ポイントカードを利用していて、疑問に思っている人だと思います。
ポイントカードを利用している人には、ポイントは興味があります。ポイントカードを利用していない人には興味がないです。
なので、ポイントカードを使っている人を対象とします。
-PR-
現在のポイントカードシステム
現在では、商品を買うと100円につき、1ポイントつくのが当たり前な時代です。200円で1ポイントということもあるけど・・。
要は、商品を買うと、その金額に応じてポイントがたまります。これは消費者にとってありがたいです。
びみたるものですけど、貯めておけばそれなりのポイントが貯まります。このポイントをお金のような感覚で、使えるシステムはありがたいです。
画像引用:nanaco HP
ポイントカードの疑問
消費者にとってはありがたいポイントカードシステム。でも、企業側にとっては、お金のようにポイントが使われるので、マイナス点だけのようにみえます。
いつも、ポイントカードシステムは企業側にとって、お金を損してまでも、どのようなメリットがあるのだろうと、不思議に思っていました。
自分の例
僕はセブンイレブンのナナコカードをよく利用しています。なので、これを例題として話を進めます。
でも、ポイントカードは世の中にたくさんあり、自分が使っているポイントカードに置き換えて、この記事を読んでもらえればと思います。
【ポイントカードの一例】
・ナナコカード
・Tポイントカード
・ワオンカード
・ぽんたカード
・楽天カード
など
自分の勝手な考え
それでは、一般消費者である自分と、元システム屋であった両方の自分。
その面から、ポイントカードの企業側のメリットについて、個人的に勝手に考えてみます。
企業側のメリット1/リピータと消費者の囲い込み
これは単純にいち消費者からみた意見です。ポイントカードにすると消費者は当たり前ですが、ポイントを貯めたくなります。
そうすると、自動的にその企業のお店だけに行くようになります。そうすると企業側にとっては消費者の囲い込み、リピータにつなげることができます。
まず、ポイントカードの目的は、このことが大きいです。
現に私の話しですが、ナナコカードをつくる前までは、コンビニはどこでもよかったので、そのときに利用しやすいコンビニを利用していました。
しかし、ナナコカードを作ってからはポイントを貯めることを考え、コンビニはセブンイレブン一本に絞るようになりました。
このことからも、企業側の作戦にうまくはまっています。
まず第一にいえることは、企業側のポイントカードのメリットとして、リピータの顧客、消費者の囲い込みができるということが上げられます。
企業側のメリット2/詳細なデータ収集とデータ登録の軽減
次に元システム屋からみた意見です。
セブンイレブンの場合ですが、皆さんもご存知だと思いますが、レジで商品を買ったときに商品を買ったお客さんのデータを登録をしているのをご存知ですか。
僕は、コンビニでアルバイトをしたことがないので詳しくは知りません。
ですが、コンビニのレジで商品を買うと店員さんがレジの端にあるボタンを何か押しているのをよく見かけます。
これは男性か女性かというのと、10代単位ごとのボタンがあるそうです。
お客さんをみて、まず男性か女性かを選択し、また、そのお客さんがどの年齢層かを選択するそうです。
これを会計するときに、毎回打ち込んでいるそうです。お金で商品を買ったときに、打ち込んでいるのを、僕はよくレジで見かけます。
これは何のためにするのかといえば、企業が消費者の情報を知りたいからです。
何時何分にどのコンビニのお店で、どのくらいの年齢層の性別の人が、何を購入したかを知りたいからです。
自分は元システム屋だったので、何となく企業側の意図がわかります。
この購入者情報は企業側にとって、とっても貴重な財産になるんですよ。
この情報を元に今、どの商品が売れているとか、この年齢層にはこの商品が人気があるとか、この性別の人には、この商品がよく売れているとかがわかるんですよ。
趣味、嗜好がわかるんですよ。だから、商品をレジで買ったときに打ち込ませるんですよ。
そこで、元システム屋であった自分は、もっと深く考えてみることにしました。
ポイントカードでの支払いにしてしまえば、ここでは、ナナコカードで、お金をチャージしてカードで商品を購入すると考えます。
そのとき、もう顧客情報はカード登録に登録を澄ましているので、顧客の情報がわかります。
これに、買った商品の情報とか日時、店舗などの情報を追加すれば、より詳しい顧客の販売情報がわかります。
手に入ります。企業がポイントカードにするメリットはここです。
レジで年齢層を打ち込ませてもアバウトな情報しか手に入りません。
カード化にしてしまえば、顧客情報は登録してあるので、いち顧客の詳細な商品購入情報が簡単に手に入ります。
これが、企業側にとっての大きなメリットです。100円に対し1ポイント払ったとしてもそれだけの価値があるということです。
また、カード化にしてしまえば、レジの店員が消費者情報を打ち込まずに済み、店員の仕事の軽減にもつながります。
-PR-
企業側の2つのメリット
以上のように、ポイントカードにする、企業側のメリットを個人的に勝手に考えてみました。
企業側には、ポイントカードにすると、消費者の囲い込みができる。また、消費者の詳細情報が手に入ることになります。
このような2つの観点で企業側は、ポイントカードを促進し、企業側に多少の損失があったとしてもポイントカードを広めているのだと思います。
ポイントで企業側に多少の損失があっても、販売促進や広告と同様の効果があり、また詳細な顧客の販売情報が手に入るので、企業側の経済効果は大きいと考えます。
ポイントカードの損失は企業側にとっては、マイナスとはいえないと私は考えます。むしろ、販売促進効果もありプラスといえます。
個人情報を知らずに売っている
結局、ポイントカードは自分の個人情報、商品購入情報を企業側に売っているのに等しいです。その代わりとして、ポイントが手に入ります。
まあこれは、winwinの関係なので仕方ないですね。別に僕は個人の詳細な商品購入情報が知られていてもかまいませんが・・。
ポイントが手に入るのなら・・。
世の中、情報化社会ですから。たぶん契約書にもこのことが書かれていると思います。契約書、詳しく読んでいませんが・・・
まとめ
ポイントカードのポイントシステムは消費者にとってありがたいものです。
しかし、よくよく考えてみると、企業側にも、したたかな計算があるものだと思いました。
この記事が、日常一般化しているポイントカードシステムのちょっと深い知識につながればと思います。
●最後まで読んでいただきありがとうございました。
おしまい