数年前に足裏に、電気が走るようなピリッとくる痛みが出て困ったことがありました。
その後、原因を突き止めていろいろと対処することにより治りました。
そこで今回は、そのときのことをまとめておきます。
足裏の痛みの症状
自分の足裏が痛くなったときの症状例です。
自分の場合は地面に足を着けるたびに、くるぶしの下あたり、土踏まずあたりから微力な電気が流れたようなピリッとくる痛みがでるようになりました。
これは、歩くごとにピリッとくるので精神的にまいりました。普段の生活をしていて、この痛みはイライラしました。
■痛みの場所
原因/足底筋膜炎
結論から言うと、この足裏の痛みは、足底筋膜炎(そくていきんまくえん)というものでした。それが原因でした。
足裏を酷使したため、普段は丈夫な足裏の筋膜を痛めてしまい炎症し、炎症したことにより神経的な痛みが出るというものでした。
足底筋膜炎をネットで知る
足を地面に着くたびに、足裏に電気が走ったような痛みがする。
これが数週間しても治らない。そこで、この症状は何だろうとネットで調べてみました。
ある記事を見ていた時に、僕と同じ症状の記事を見つけました。
その記事は、学生の時に陸上部に所属していて、練習で足裏を酷使したため、足裏に電気が走ったような痛みが出た。
これは「足底筋膜炎」というものですと書いてありました。
この記事を読んで、自分も症状が似ているし、このとき初めて「足底筋膜炎」という病状を知りました。
まず、僕と同じように足裏を酷使した覚えがあり、似たような症状の場合は、足底筋膜炎と考えてよいです。
心がふさぎこむ
この足裏にピリッとくる痛み・・。
足裏を酷使して痛くなったのは事実です。
ですが、この痛みがなかなか治らなかったときは、「これから、歩くたびにこの足裏にピリッとくる神経的な痛み、一生続くのかなあ。治らないのかなあ」と思ったら、切なくなりました。
心がふさぎ込みました。
■ふさぎこんだ絵
僕の対処法
僕が足裏に痛みが出てから、対処したことを順番どおりに、これ以降に書きまとめておきます。
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対処1/整形外科に行く
日常生活で支障のある、この足裏にピリッとくる痛み。大変困りました。切なくなりました。
そこで、まず始めに足裏が痛い原因が分からなかったので、まずは整形外科に行って診察することにしました。
レントゲンなどを撮り、一応一通りみてもらったのですが、特に異常はないとのことでした。
足裏を酷使したことによる痛みではないかと言われました。
足裏に負担をかけないようにしていれば、自然に治ると言われました。このとき、これといった病名は言われませんでした。
まあ、お医者さんに、足裏に負担をかけないようにしなさいといわれたので、そのようにしようと思いました。
整形外科の感想
自分は今まで、整形外科のお世話になることはあまりありませんでした。
でもこのような症状のときは整形外科にお世話になるべきと思いました。
一応、整形外科のお医者さんからも問題はないといわれたので納得したし心が落ち着きました。
そういう点では、一度は診察してもらうのがよいです。
いろいろな点で、今回の経験を通じて整形外科の勉強になりました。
対処2/ネットで調べる
お医者さんには、詳しい病名は言われませんでした。
でもこの症状、足裏がピリッとする痛みは、何らかの病名はあるだろうと思いネットで調べてみることにしました。
自分の症状をキーワードにして、いろいろとネットで調べてみました。そうしたら気になる病状を見つけました。
それは「足底筋膜炎」という病名でした。
足底筋膜炎とは
足底筋膜炎(そくていきんまくえん)とは、足裏には丈夫な筋膜(きんまく)があります。これは二足歩行を円滑にするための筋膜です。
指先からかかとまで筋膜が張っています。この筋膜は普段の生活では、丈夫な筋膜なので炎症は起こりません。
しかし、足裏を酷使すると、この筋膜が炎症を起こして痛みを発症するそうです。自分はまさにこれだと思いました。
自分の症状からして、まず足底筋膜炎で間違いないと思いました。
足底筋膜炎をもっと深く知りたい方は、「足底筋膜炎」でググってみてください。いろいろな情報が載っているので知識が深まります。
■足底筋膜のイメージ図
自分の足底筋膜炎の症状
ネットで調べるかぎりでは、一般的な足底筋膜炎の症状はかかとが痛くなるそうです。
でも自分の場合は、足底筋膜の土踏まずあたりをひどく痛めてしまったらしく、この辺がすごく痛みました。
足裏を地面につけると、土踏まずあたりに微弱な電気を流したようなピリッとくる神経的な痛みが走るようになりました。
自分は足底筋膜を痛めたと思ったし、明らかに足底筋膜の炎症だと自分は思いました。
自分が発症した原因
自分が足底筋膜炎を発症した原因には、思い当たるふしがあります。
一番思い当たるのが、結構、急な低山ハイキングをしたときに普通のシューズでハイキング、山登りをしたことでした。
このとき、山を下るときに1時間半くらい、急な下山ルートを普通のシューズで踏ん張りながら下山しました。
足を踏ん張ったので足がとても痛かったです。
一週間くらい筋肉痛がありました。これから1ヶ月ぐらいしてから、足裏にピリッとくる痛みが出るようになってしまいました。
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足裏をなめていました
足底筋膜炎になるまで自分は足裏をなめていました。特にこれといったケアなどはしていませんでした。
健康のために家の周りをジョギングするときも、普通の薄いクッションのソールでジョギングをしていました。
低山ハイキングも月1回くらいするのですが、そのときも普通のシューズでしていました。
そして、倉庫内でアルバイトをしているのですが、これもソールの硬い安全靴を履いているのですが特に何もしていませんでした。
足裏は今まで何事もなかったので、特に足裏のケアをしていませんでした。
対処3/足裏に負担をかけないようにする
整形外科のお医者さんに「足裏に負担をかけないように」といわれたのと、自分でネットで調べて足裏が痛い原因は足底筋膜炎でほぼ間違いないと断定しました。
足底筋膜炎を治す方法も自然治癒で足裏に負担をかけないこととなっていたのでそのようにすることにしました。
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対処4/今までの考えを変える
今まで足裏を痛めたことがなかったので足裏をケアしようという意識はありませんでした。
でも今回の足裏の痛みを発症して考えを変えました。
これからは、なるべく足裏に負担のかからない生活をしようと思いました。まず始めにしたのがトレッキングシューズの購入でした。
今まで、スポーツシューズでハイキングをしていたのですが、ちゃんとトレッキングシューズを履いてハイキングをするようにしました。
次に、家の周りのジョギングは、スポーツシューズに厚めのクッションのソールを靴に入れてジョギングするようにしました。
また、倉庫の作業でも安全靴に厚いソールを入れて作業するようにしました。
足裏にサロンパスを貼り炎症を抑えるようにもしてみました。
いろいろとトレッキングシューズを購入したり、厚めのソールを靴に入れて足裏に負担のかからないようにするようにしました。
この辺りは考え方を変えました。
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自分の病状の変化と対策
自分の病状の変化と対策を時系列で簡単にまとめてみました。参考にしてください。
【発症】
地面に足をつけると、足裏に微弱な電気が走ったような痛みが出るようになった。
【1ヶ月目の対策】
・整形外科に行き、足裏を診察してもらう。診察では問題ないといわれ「足裏に負担をかけないように」といわれた
・ネットで病状を調べる。自分の症状が足底筋膜炎とあっているので、自己判断で足底筋膜炎と断定する
・なるべく足裏に負担のかからない生活をするようにした
・たまにしていた家の近所のジョギングをやめた
・月1回していた低山ハイキングをやめた
・厚めのソールを購入して足裏に負担をかけないようにした
【1ヶ月目の病状】
・足裏を地面に着けるたびに土踏まずあたりにピリッとくる痛みがした
・日常生活をしていて、この痛みイライラした
【2ヶ月~4ヶ月目の対策】
・引き続き足裏に負担のかからない生活をするようにした
・ジョギングとハイキングは足裏を考慮してやめた
【2ヶ月~4ヶ月目の病状】
・足裏に負担のかからない生活をしていたことにより、痛みが徐々によくなってきた
・1日に数回、足裏にピリッとする痛みがした
【5ヶ月~6ヶ月目の対策】
・引き続き足裏に負担のかからない生活をするようにした
・ジョギングとハイキングは足裏を考慮してやめた
【5ヶ月~6ヶ月目の病状】
・足裏に負担のかからない生活をしていたことにより、だいぶ痛みがなくなってきた
・一週間に数回、足裏にピリッとする痛みがした
【7ヶ月~1年目の対策】
・引き続き足裏に負担のかからない生活をするようにした
・足裏の調子が良くなってきたので、ジョギングとハイキングを徐々に始めた
・トレッキングシューズを購入して、トレッキングシューズを履いてハイキングをするようにした
・厚めのソールを入れて、ジョギングをするようにした
【7ヶ月~1年目の病状】
・足裏に負担のかからない生活をしていたことにより、ほとんど痛みがなくなった
・1ヶ月に数回、足裏にピリッとする痛みがした
【1年目以降の病状】
・足裏に負担のかからない生活をした。足裏に気をつかうことにより、1年してようやく、足裏にピリッとする痛みがなくなった
・1年かかって、やっと足裏の痛みが完治した
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ほかの人の事例
私の事例では、ハイキングの急坂の下山によって足裏を痛めてしまいました。
ほかの人の事例では、陸上部に所属していて毎日のトレーニングで足裏を酷使して足底筋膜炎になってしまったというのもありました。
いろいろなケースにより足底筋膜炎になってしまうようです。
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なかなか治らない
この経験を通じて感じたことは、一度、足裏の筋膜を痛めてしまうと、なかなかすぐには治らないということです。
残念ですが、足裏の筋膜を痛めてしまうと完治するまでには、長い時間がかかります。
足底筋膜炎になってしまった場合は、足裏に負担のかからない生活をするようにして、治るまで気長に待つしかありません。
完治するまでの期間
足底筋膜炎の場合、時間はかかりますが自然治癒で治ります。個人差があるようで、一般的には早くて3ヶ月、長いと3年くらいだそうです。
ちなみに自分の場合は、完治するまで1年かかりました。
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今、足裏が痛い人へ
私と同じような足底筋膜炎の症状で足裏が痛い人は、今は痛くて切ないですが自然治癒で治ります!
時間はかかりますが、足裏に負担のかからない生活をしていれば治ります。気長に待ちましょう。これが僕からのアドバイスです。 (^_^)
この記事は、僕と同じように足裏が痛くて辛い人のために書きました。参考になればと思います。
まとめ
自分は以前に足裏を酷使して、足底筋膜炎になってしまいました。そのときは足裏に神経的な痛みがでるので切なくなりました。
足底筋膜炎と分かってからは、足裏に負担のかからない生活を心がけるようにしました。
トレッキングシューズを購入したり、厚めのソールを購入してシューズに入れ、足裏をいたわるようにしました。
そうすることにより徐々に足裏の痛みがよくなりました。
自分の場合は1年くらいかかって、やっと足裏の痛みが完全に消えました。
この記事が、足裏がピリッと痛くて困っている人の参考になればと思います。
●最後まで読んでいただきありがとうございました。
おしまい
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