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年金の支払い期間と年金受給。そして空白期間 【サラリーマンの年金知識③】

年金

こんばんは、さしはらタラコです。
一人暮らし歴、約25年。
そんな経験から、一人暮らしの悩みや便利なことをご紹介していきます!

 今までは、年金の大まかな仕組みや、一流企業と一般サラリーマンの年金の掛け金の違いについてみてきました。

このページでは、年金の支払い期間や、年金の受給についてみていきます。

 

  

 

テーマ3

  年金の支払い期間と年金受給。そして空白期間

 

 

年金の支払い期間

イタリアのドア

 「現在は、原則20歳~60歳までの40年間、国民年金の保険料を納めることになっている」。これは、ネットで調べて引用しました。

基本的に年金は、国民年金や厚生年金であれ20~60歳までの40年間、払わないといけません。これを基本として考えていきます。

 

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年金の受給

 問題は年金の受給についてです。

「20歳から60歳になるまでの40年間の全期間保険料を納めた人は、65歳から満額の老齢基礎年金が支給されます」。これもネットで調べて引用しました。

 

基本は60歳まで年金を納め、年金受給は65歳からということです。つまり5年間ブランクがあるということです。

貯蓄が豊富な人は問題ないかもしれませんが、経済的に豊かでない人は大問題です。

 

■イメージ図 (年金の支払い期間と年金受給)

  

 

年金受給の疑問

はてな猫

 私は以前、母から受給について聞いたことがあります。

 母:「年金は60歳からもらおうと思えばもらえるけど、65歳未満だと満額もらえないから、65歳になってから年金もらうわ」と言ってました。

この話から、一応もらおうと思えば年金は60歳からもらえるのだなということを知りました。

 

参考記事

知人から教えてもらった年金前倒し受給の基礎知識
どうも、40代後半の男性です。この前、60歳の知人の方とお酒を飲みました。そのとき、年金の前倒し受給について、いろいろと教えてもらったのでまとめておきます。前倒し受給の参考にしてください。

 

 そして現在、職場にちょうど60代前半の男性(既婚者、妻健在。子供はもう成人)がいるので自分の感じた疑問を聞いてみました。男性はDさんとします。

以前から年金の話はちょっとしていたので

 

僕: 「Dさんはなんで60歳から年金をもらわなかったの?」

Dさん: 「いつ死ぬか分からないし、本当は満額でなくてもいいから、年金60歳からもらいたかったんだけど役所からだめだって言われたんだ。65歳まで働きなさいって」

Dさん: 「60歳からもらうと70%だってよ。それに65歳前からもらうと遺族年金が支給されないと言われたよ」

僕: 「そうなんだ」

 

この会話で自分の疑問が解けました。

なぜ、Dさんは60歳から年金をもらわなかったのか。それは満額もらえないというよりも遺族年金が支給されないというデメリットがあったからです。

 

今、年金をもらってしまうとDさんが亡くなってしまったとき、奥さんに遺族年金を渡せないからです。

なるほど、役所はこれを楯に取っていたんだと思いました。言葉は悪いですが、これを楯に受給を引き伸ばしているんだなと思いました。

 

上の話で60歳で満額の70%といってましたが年齢が65歳に近づくにつれて、そのパーセンテージが上がっていくそうです。それについての説明は割愛します。

なおちょうど、遺族年金の話が出てきたので、次のページで私が知っている限りの遺族年金について、お話ししたいと思います。

 

[2018年8月 追記]

 このDさんの話には続きがあります。実はDさん、自営業をしていて、国に年金をあまりというか、ほとんど支払っていない人でした。

 65歳になり年金をもらえたのですが、2か月に1回の年金額は5万程度だそうです。月割りにすれば2~3万程度だそうです。

 

 市役所や年金課の人は、このことをわかっていたと思います。だから、いろいろな口実をつけてワザと年金の受け取りを遅らせたのだと思います。

 この人、65歳前にもらっていたらさらに減額されていましたから・・

 

だから、市役所の人が言っていたという「65歳前からもらうと遺族年金が支給されない」というのは、やさしいウソかもしれません。

 この話の真意はわかりません。

 

 たぶんですが、一般的な人は、今まで国に年金を普通に支払っています。

なので、前倒し年金受給したとしても、遺族には、前倒し年金受給に関係なく遺族年金は支給されると思います。

 

 前倒し年金受給は、受け取る年金額が減るかの問題だと思います。

 

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空白期間の特徴

60~65歳までの空白期間の特徴をまとめておきます。

 

 ・60歳で年金を受給したときは満額の70%
   (65歳に近づくにつれてパーセンテージは上がる)

 ・65歳前に夫が年金を受給したときは妻に遺族年金を渡せない
   (65歳から年金を受給したときは妻に遺族年金を渡せる)

 

今後の年金の予想

ベネチアの橋

 2015年現在では、65歳より年金が受給されます。

しかし、少子高齢化や年金の財政難により、私たちが年金をもらえるときには70歳に引き上げられているのではないかと予想します。

 

そうなると空白期間が5年から10年になり先行きに不安を感じます。

 

このページのまとめ

 大雑把にですが、年金の支払い期間と年金受給についてまとめてみました。大まかな年金の支払い期間と年金受給が理解してもらえればと思います。

細かい話になると、年金受給にしても国民年金と厚生年金の違いや、年金の支払い最低継続期間などあるのですが、話がややこしくなるので割愛しました。

 

細かい部分を知りたい人は、自分で調べてみてください。

 年金の支払いなどで、切実な方は各地にある年金事務所で相談してみたほうがよいと思います。

 

私も年金支払いで不明なことがあり、年金事務所に行き相談したことがあります。

そして不明点が解決できました。そして相談することにより年金の勉強になりました。ここで重要なのは60~65歳までの空白期間をどう乗り切るかだと思います。

 

次は、遺族年金についてみていきたいと思います。

 

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