競馬の最終追い切りで単走調教というのはよくありがち。ただ併走する馬がいないので馬の調子がどれほどよいのかわからない。
そこで今回は、最終追い切りの単走調教について考えてみます。
最終追い切りの調教映像を見て馬券予想するようになった
昔は週末に競馬新聞を購入して、競馬予想師やトラックマンの印を参考にしてあてずっぽうに予想していました。
ただこれだと的中率が低いと感じ最近、2022年ころから最終追い切りの映像を見て馬の状態を自分で勝手に判断して馬券予想するようになりました。
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単走調教の予想は難しい
競馬の調教には単走と併走があります。
単走: 1頭で走る
併走: 複数頭で走る
併走は他の馬と一緒に走るので、何となく調教映像を見ていて調子がわかります。
(まあ自分の勝手な感覚ですが・・)
問題は単走調教です。比較対象がないのでその馬の調子がよいのか悪いのかよくわかりません。
この最終追い切りの映像を見て馬の良し悪しを判断するのに、単走調教はいつも問題視していました。
単走調教の馬の良し悪しがわからず馬券を取り損ねた例(2022年の札幌記念)
2022年の札幌記念。いつも通り最終追い切りの映像を見て馬券予想をしました。
このときは追い切り映像を見て、ソダシの調子がよさそうだと思いソダシ1頭を軸にして馬券予想をしました。
しかし、ソダシが着外になり見事に馬券をハズしました。ソダシが距離適性や55kgという斤量により着外になったのは仕方ないかなと思いました。
しかし残念だったのは、最終追い切りを見て、ジャックドールも調子が良さそうだとは思っていました。
2頭目の軸にしたいと思っていました。しかし、追い切りの映像で単走調教で他の馬と比較ができず調子がよいのか悪いのかわかりませんでした。そのため△印にしました。
そして当てられたかもしれない馬券を外しました。
これがきっかけで、「最終追い切りが単走でも自分なりに馬の良し悪しを判断する方法はないか」と思うようになりました。
今回の失敗から反省したいと思いました。
参考記事
→ 【2022年】札幌記念の結果
単走調教と併走調教の違いを理解していなかった
一般論ですが単走調教と併走調教は馬の特性の違いにより調教方法を変えるというものでした。
参考記事
・単走と併走 | 初心者でも的中率80%越えの馬券テクニック
【単走調教】
逃げ馬、先行馬などによく用いる。気持ちよく自分のペースで走らせる。軽めの最終調整に用いる。逃げ馬、先行馬などにはプレッシャーを与えないで調教する方法。
【併走調教】
追い込み馬などによく用いる。競争心をあおりプレッシャーを与えて調教する。また馬群を嫌う馬に対して慣れさせるために併走調教をする。
調教師の考え方もあると思いますが、一般的には単走と併走の違いは上記とのことです。

ネットで単走調教と併走調教の違いを調べて勉強になりました。そして今まで、この辺の知識がありませんでした
逃げ馬や先行馬・差し馬の調教と照らし合わせてみた
逃げ馬や先行馬・差し馬により調教の違いがある。そこで今回の2022年の札幌記念の調教について考察してみました。
【最終追い切り】
ソダシ: 併走で調教していた
ジャックドール: 単走で調教していた
パンサラッサ: 単走で調教していた
ソダシは逃げ馬・先行馬なのですがこのときは併走で調教していました。一方、逃げ馬のジャックドールとパンサラッサは単走で調教していました。
このときの最終追い切りの調教は一般的な調教かと思いました。
単走調教の良し悪しはどう判断すればよい
逃げ馬や先行馬の調教にはよく単走が使われる。これはよいとして単走だと比較対象がいないため調子の良し悪しの判断に困ります。
そこで考えました。正直、最終追い切りの映像だけで判断するには判断材料が乏しい。なので、やっぱりネット上から最終追い切りの他の意見を聞いて判断するのがよいと思いました。
一例としては札幌記念を例として、以下のワードでネット検索するのがよいかと。
・札幌記念 2022 最終追い切り
・札幌記念 2022 追い切り
・札幌記念 2022 最終追い切り 評価
また、一般的には〇やXの変数をそのレースや年代に合わせて検索する。
・〇〇〇〇 20XX 最終追い切り
・〇〇〇〇 20XX 追い切り
・〇〇〇〇 20XX 最終追い切り 評価
※〇はレース名の変数。XXはその年代の変数。

こんな感じの検索ワードで検索すれば、よい最終追い切りの評価情報が手に入ると思います

なるべく騎手のコメントや調教師のコメント、またタイムなどが網羅していて広範囲な情報を信用するのがよいかと考えます
単走調教の場合は、最終追い切りの映像だけで判断するのではなくネット上の広範囲な情報を参考にして判断するのがよいと考えます。
ここまで調べて自分で納得したら単走調教でも本命にしてもよいと考えます。
これは私の備忘録と反省記事
この記事を書いた目的は、「最終追い切りで単走だと、その馬の調子がよいのか悪いのか判断できない」という悩みからでした。
そのため自分の考察もかねて、最終追い切りの単走についてまとめました。また反省記事でもあります。
まとめ
最終追い切りの単走の映像を見て調子が良さそうだとは思いながらも本命には打てず馬券を外しました。
その悔しい経験から、最終追い切りの単走について考察してみました。この記事が同じ考えの人の参考になればと思います。
●最後まで読んでいただきありがとうございました。
おしまい