サッカーW杯雑学!グループリーグで最終的に抽選で順位をきめるときどうやるの?

(階層カテゴリ:雑学/サッカー)
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投稿日 18/08/05   更新日 18/08/05
 
 
 サッカーのワールドカップ大会で、グループリーグの順位が同じときは、最終的に抽選で順位を決めます。これは、ある程度の人が知っています。でも、実際にどうやるの?というのは意外に知らないです。そこで今回は、この謎を調査してみます。
 

はじめに

 この記事では、ワールドカップ大会で、グループリーグの順位が同じときの抽選の方法を具体的に説明しています。

自分が疑問に思った瞬間から時系列に書いているので、答えに行き着くまで時間がかかります。でも気長にゆっくり最後までお付き合いください。

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ロシアW杯(2018)と一つの疑問

 2018年のロシアW杯は、日本の大活躍で盛り上がりました。グループリーグは白熱しました。

 グループリーグHで、3戦を終え日本とセネガルは、得点や勝ち点、得失点差による順位は同率。

 しかし、フェアウェイポイントによる差で、日本がセネガルを上回っていたため、反則カードの枚数が少なかったため、何とか2位になりグループリーグを通過しました。

 でも日本がグループリーグHを2位で通過し、トーナメントに進出したとき一つの疑問が、僕には持ち上がりました。

「もし、フェアウェイポイントも同じだったら、最終的に順位は抽選で決めるけど、この抽選って、実際にどうやるの?」というものでした。

けっこうレアケース

 2018年のロシアW杯は、グループリーグHで、日本とセネガルは接戦でした。得失点や勝ち点などの得点による差異では同率の2,3位でした。

ロシアW杯から導入された新基準、フェアウェイポイントという基準で、日本は反則カードがセネガルより少なかったので、辛くも2位になり、何とかグループリーグを突破し、決勝トーナメントに進出しました。

 確率論から言えば極めて低いのですが、どうしても得点の差異などによる順位決めでは、同率になってしまうことがあります。

特に2,3位が同率になることは稀にあります。今回の日本とセネガルはまさにそれでした。けっこう今回のケースはレアケースでした。

 自分は今まで、ロシアW杯から20年くらい前のワールドカップあたりから見ているけど、グループリーグで順位が同率になり、抽選で順位を決めたなんてことを聞いたことがありません。

 もし、ロシアW杯以前だったら抽選で順位を決めていたんだろうなと思いました。まあ、今回の日本とセネガルはけっこうレアケースなパターンでした。

グループリーグでの順位の決め方

 ここで、ロシアW杯とそれ以前のグループリーグでの順位決定方法についておさらいしておきます。僕は以下の記事が参考になりました。

参考記事
 → サッカーワールドカップグループリーグ順位決定方法

そして、こちらの方の文章を引用させていただきます。グループリーグの順位決定方法は以下です。(2018W杯ロシア大会時のものです)

■引用

順位の決め方は下記の通りです。

  1. 勝ち点(勝ちは3、引き分けは1)
  2. 得失点差(得点-失点)
  3. 総得点(得点の合計)

ここまでで順位が決まらない場合は、さらに・・・

  1. 順位が並んだチーム同士の試合の勝ち点
  2. 順位が並んだチーム同志の試合の得失点差
  3. 順位が並んだチーム同士の総得点
  4. 警告ポイント
  5. 抽選

最終的には抽選になります。

 簡単に言ってしまえば、警告ポイントはロシア大会(2018)以前はありませんでした。ロシア大会から警告ポイントが追加されました。

 サッカーをある程度知っている人は、W杯ロシア大会で「警告ポイント」という言葉を聞いて、「以前はそんなのあったけ」と思ったと思います。

参考記事
 → ロシアW杯(2018) から変わった2つの新ルール。その影響をまとめてみる

 ちなみに「警告ポイント」も「フェアウェイポイント」も同じ意味です。言い方が違うだけです。

抽選の疑問

 たぶん、日本国民は、ロシアW杯のグループリーグでフェアウェイポイントの差で、日本が2位になりトーナメント進出になった。

このとき、「わーい、わーい、やった」だったと思います。自分もうれしかったです。しかし、同時に疑問に思いました。

「もし抽選まで持ち込まれたら、抽選って実際にどうやるの?」と思いました。

日本サッカー協会に聞いてみる

 日本がトーナメント進出、ポーランド戦の2,3日後に抽選のやり方が疑問に思ったので、日本サッカー協会に電話して聞いてみました。そのときのまとめ記事がこちらです。

参考記事
 → 日本サッカー協会にW杯のグループリーグ順位決定の抽選について聞いてみた話

 結論から言えば、日本サッカー協会は抽選の方法は知りませんでした。FIFAに直接問い合わせて聞いてみてくださいということでした。そーなんだと思いました。

yahoo知恵袋

 自分と同じ疑問を持った人がいたようです。ポーランド戦直後に抽選のやり方について問いをyahoo知恵袋に投稿している人がいました。

 でもこのときは、ポーランド戦直後だったので見たときは、質問はありましたが回答はありませんでした。

参考記事
 → W杯グループリーグの順位決定方法は、全ての・・

 でも、一週間くらいしてから、またyahoo知恵袋を見てみました。そうしたら回答がありました。

 そして回答者いわく、リンクしたyoutubeの映像をみてくださいとのことでした。誰だかわからないけど、この回答をしてくれた人、たいへん参考になりました。

自分の疑問だった具体的な抽選のやり方がわかりました。この回答をした人、偉い!

でも、僕はこのリンク映像を何回も見てやっと、抽選方法がわかりました。

ちょっと映像だけではわかりにくい部分もあるので、あとでこの記事の下のほうで、抽選方法について、分かりやすく説明します。

実はグループリーグで抽選したケースがあった

 グループリーグを抽選で、順位を決めたことが、今まであったのかなと僕は思いました。

自分がワールドカップを見ていた中で、そのような記憶はありませんでした。でも、実際にはありました。

それは、1990年のイタリア大会です。グループFで起きました。アイルランドとオランダが同率2位でした。

このときは抽選で順位を決め、アイルランドが2位、オランダが3位になりました。ウィキペディアに参考記事があるのでリンクしておきます。

参考記事
 → 1990 FIFAワールドカップ(イタリア大会)

 正直、僕は日本がワールドカップに出るようになってからワールドカップを見るようになったので、この事実を知りませんでした。

 ちなみに、yahoo知恵袋の回答のリンク映像はこのときのものです。

具体的な抽選方法のポイント

 自分が抽選のリンク映像(イタリア大会)を見て感じたポイントをまとめます。

【ポイント1】 大会委員で勝手に抽選して決める

 出場国の監督や選手が抽選に携わるのかなと思っていたのですが、抽選になったときは、出場国の人はまったくタッチせず、大会委員のみで勝手に抽選して順位を決めます。

【ポイント2】 大会委員が2人登場する

 抽選のときは2人の大会委員が登場します。一人目は抽選くじをセットする係です。もう一人は抽選する人です。

当たり前ですが公平を期するために、くじをセットする人と、抽選をする人は違います。

具体的な抽選方法のやり方と説明

 自分が抽選のリンク映像(イタリア大会)を見て理解した、抽選のやり方についてわかりやすく説明します。(アイルランドとオランダの抽選を例にします)

① 一人目の大会委員が抽選くじをセットする

(このときは、抽選くじをセットするのは大会委員の男性がしていました)

■男性のイメージ図

1-1 国名が書かれた紙をセットする
 黄色のカプセルに国名が書かれた紙をセットします

■イメージ図

1-2 順位が書かれた紙をセットする
 赤色のカプセルに順位が書かれた紙をセットします

■イメージ図

 ※ この番号は順位を表します。

1-3 大きいワイングラスみたなものにそれぞれのカプセルを入れる
 2つの大きいワイングラスみたなものに、黄色のカプセルと赤色のカプセルを、それぞれセットします。

■イメージ図

② 二人目の大会委員が抽選くじを引く

(このときは、抽選くじを引いたのは大会委員の女性がしていました)

■女性のイメージ図

2-1 黄色、赤色のカプセルの順で大会委員がカプセルを引く
(黄色、赤色の順でくじを引くということは、国名、順位の順になります)

■イメージ図

③ カプセルを開けて、中の紙を確認する

カプセルを抽選した直後に、カプセルを開けて中の紙を確認します

④ こうして順位が確定する

ちなみにアイルランドとオランダはこんな感じでした

■イメージ図

抽選方法を具体的に知った感想

 今まで抽選方法が不明でした。でも参考映像により、抽選方法が具体的にわかりました。自分の感想としては、「へえー、こうやって抽選するんだ」と思いました。

 また、出場国の人はノータッチで勝手に大会委員が抽選で決めるんだということがわかりました。もうこうなると運だのみなんだなと思いました。

いろいろ参考映像は勉強になりました。自分としてはフェアなくじ引き、抽選と感じました。

今後もこの方法は変わらない

 今後も万一、抽選になったときですが、今後も、このやり方は変わらないと思います。なぜならこのやり方、フェアだからです。

抽選はイタリア大会が見納めかな

 ロシア大会から、得点を中心とした順位決めから、それにプラス、反則カードの新基準が設けられました。

これによりまず同率になることはないと僕は考えます。得点による順位決めが同率でも、それに反則カードの枚数も同じになる確率はゼロに等しいと考えます。

もしあったら奇跡に近いです。なので、イタリア大会の抽選で順位を決めたのが最後になるかなと僕は考えます。

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フェアウェイポイントによる順位決めについて

 一部のサッカーファーンから、得点で順位を決めるならまだしも、反則カードの枚数で順位を決めるのはおかしいんじゃないという意見があります。

でも、FIFAはフェアウェイポイントによる順位決めは、今後も変更しないと言っています。

 自分としてはこの意見、賛成です。そしてFIFAにも2つの考えがあると思います。それは僕が勝手に思うのが以下です。

① フェアウェイポイントという基準を設けて悪質なファールをなくしたい。またはファールを抑止したい。

② FIFA側も最終的に抽選で順位を決めるのは空しい

この2つの点から、グループリーグでフェアウェイポイントによる順位決めのルールは変更しないと考えます。

なぜPKとか再試合をやらないのか

 グループリーグで順位が同率のとき、PKや再試合をやらないのかという人もいるかと思います。でもこれはやらないと思います。

グループリーグのときは、各地方で試合が開催されます。同率だからといって、わざわざ同率の選手達を第3試合後に集めて、再試合やPKはないと思います。

なぜなら、無駄な費用や時間がかかるからです。それにFIFA側も決勝試合までの詳細なスケジュールが決まっています。

FIFAはW杯をサッカーの国別試合としてサッカーファーンを楽しませてくれますが、それと同時にショーとしてとらえています。

いわばビジネスです。オリンピックも結局はビジネスです。

こういうビジネスと捉えたとき、無理してまで明確に順位付けにこだわる必要はないと考えます。運営側とファーンとの間に考えの違いがあると思います。

FIFAは、結局はW杯をビジネスとしてとらえているので、最後は抽選にしてます。自分は個人的に、これでよいのではと考えています。

まとめ

 ロシアW杯のグループリーグHで、日本とセネガルは、得点による順位決めでは同率の2位でした。

でもフェアウェイポイントの差で、日本が2位、セネガルが3位になりました。

このとき、フェアウェイポイントも同じだったら、最後は抽選で順位を決めるけど、実際にはどうやって抽選をやって順位を決めるのかなと思いました。

疑問に思いました。そこでいろいろ調べていたら、参考になる昔の映像を知りました。それを見て具体的な抽選方法がわかり、すっきりしました。

へーえ、抽選ってこうやるんだと思いました。僕と同じように抽選の具体的な方法はどうやるんだろうと疑問に思っている人も多いと思います。

そこで今回、このような記事を書きました。この記事が、グループリーグの抽選の疑問の解決につながればと思います。

●サッカーW杯の雑学についてでした。最後まで読んでいただきありがとうございました。

おしまい

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