作業用ズボンのベルトループが壊れた。ほつれた・・。強度があり、かつ簡単に直したい。
そこで今回は、ベルトループの強度もありながら壊れたベルトループを簡単に直す方法について、ご紹介します。
また作業用ズボンのベルトループが壊れた
前回、作業用ズボンのベルトループが壊れた。このときは、最終的に、手縫いでベルトループを直しました。
で・・
数年してから、また同じところのベルトループが壊れた。ほつれた。
(適当に手縫いしたから仕方ないか・・)
■壊れたベルトループ画像
直しながら強度も保ちたい
作業用ズボンのベルトループは、作業をしているとき作業用ポーチをぶら下げています。
そのため、ベルトループに過重がかかり、どうしても、ベルトループが壊れやすくなります。
そこで今回は、ベルトループを直しながら、かつ、強度も保って、ベルトループを直したいと思いました。
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ベルトループ修理の問題点と結論
作業用ズボンのベルトループが壊れてしまうのは仕方ない。しかし今回は、ベルトループの強度を保ちながら直したいと思いました。
いい加減な手縫いで、ほつれないようにしたいと思いました。
そこで、その結論なのですが最終的には、ホックボタンを使ってベルトループを直す方法、修理する方法を思いつきました。
これから、その最終結論まで至った経緯と直し方について説明します。
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簡単にベルトループを直せないか?
また、作業用ズボンのベルトループが壊れた。男一人暮らしで、ちまちま裁縫をしたくない。
なんか簡単にベルトループを直す方法はないかと思いました。

失敗例1/ ホッチキスで止めてみる
裁縫をせず、簡単にベルトループを直したい・・。
そこで、まず思いついたのが、ベルトループをホッチクスで止めてみるというアイデアでした。
■ベルトループ
(この赤丸部分をホッチキスで止める)
実際に普通のホッチキスでベルトループを止めてみました。そして手で簡単に、引っ張ってみました。
ホッチクスで止めたところが簡単にポロポロと取れてしまいました。
ベルトループには、作業用ポーチをひっかけるので、「これではベルトループの強度がなく、またすぐ剥がれてしまう」と思いました。
正直、ホッチキスでベルトループを直すというアイデアは失敗でした。
強度があるベルトループの直し方はないか?
今度は、ベルトループを直すのに裁縫は仕方ない。でも前回直したのとは違って、手縫いで適当に縫って、強度が弱い直し方はしたくない。
そこで、よい方法はないか考えてみました。そして、何となく思いついたのがホックボタンを使って、ベルトループを直す方法でした。
ホックボタンはパチンと止めることができるので、強度的にも強くなってよいのではないかと思いました。なのでさっそくやってみました。
ホックボタン取り付けのイメージ
通常ホックボタンを服に取り付けるときは、ボタンとして使うので、布2枚に対してホックボタンを取り付けます。
■イメージ図
しかし、今回はホックボタンをパチンと閉め、縫い合わせのほつれの強度を増すために使います。なので、布1枚に対し縫い付けます。
■イメージ図
従来のホックボタンの使い方とちがいます。しかし、1枚または2枚の布に、ホックボタンで挟んで縫い合わせます。
それにより、ほつれは少なくなり、また、縫い合わせの強度はますと考えます。
道具をそろえる
ホックボタンを使ったベルトループの直し方で、必要なものは以下です。
・ホックボタン
・目打ち
100円ショップに行って、これらを購入してきました。
(ホックボタンと目打ちは100円ショップで簡単に手に入ります)
200円程度で修理道具は整いました。
ホックボタンを使ってベルトループを修理してみる
裁縫道具は家にあったので、ベルトループにホックボタンを縫い合わせて、ベルトループを修理してみました。直してみました。
作業の様子はこんな感じでした。
■壊れたベルトループ
■目打ちで生地に穴をあける
■ホックボタンを2つ付けたベルトループ
■ホックボタンを5つ付けたベルトループ
いちおう修理は完了しました。

手縫いで、なんだかんだ言いながら1時間はかかるかな・・

男一人暮らしの裁縫は面倒くさい・・
実際に使ってみる
ベルトループを修理した作業ズボンを実際に履いて、バイト先で強度を確認してみました。
特に問題ありませんでした。

見た目が、ちょっとカッコ悪いけど気にしない
まあ適当な手縫いよりは、ホックボタンで布を上下でホールドして、縫い合わせているので、強度はそれなりにあると考えます。
適当な手縫いよりは、ほつれにくいと考えます。
今回の修理の反省点/ホックボタンの突起を通す穴
ホックボタンの出っ張り部分を生地に通すため、目打ちで生地に穴をあけ、ホックボタンの突起を通しました。
しかし、目打ちの穴では、穴が小さいため、ホックボタンの突起を生地に開けた穴に通すのに手こずりました。

今回、これ修理の反省点でした
そこで次回からは・・
① まず、目打ちで生地にホックボタンの突起を通す穴をあける
(これでは、まだ穴が小さい)
② ニッパで目打ちで開けた穴をさらに大きく切り取る。
(要はニッパを使って穴を大きくするということです)
■イメージ図
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このようにすれば、穴の大きさは自分で調整できるので、ホックボタンの突起を通すのに楽になります

また、ニッパは先端がとがっていて細いため、小さな穴にも入りやすく切り取りやすいです
ホックボタンを使ったベルトループ修理のポイント
ホックボタンを使ったベルトループ修理のポイントを以下にあげてみます。
・費用が安い
・基本的に修理品は100円ショップでそろえられる
・ホックボタンを縫い合わせることで、糸のほつれやすさを防止できる
・縫い合わせ部分の強度が増す
・ホックボタンをパチンと閉めて縫い合わせるので強度が増す
・適当な縫い合わせより、縫う部分が限定的なので縫いやすい
・適当な手縫いで1時間。ホックボタン縫い付け修理も1時間で修理時間はほぼ同じ
ホックボタンを使ったベルトループ修理のメリットは大きいと考えます
また、この修理のデメリットは特にないと考えます。
まとめ
作業用ズボンのベルトループ修理をしながら、強度が高いベルトループの直し方をしたいと思いました。
そこで思いついたのが、ホックボタンを使ってベルトループを直す方法でした。
見た目はちょっとカッコ悪いですが、ベルトループの強度は適当に手縫いしたときより、強度がありまずまずでした。
強度がそれなりにあるベルトループの直し方だと思います。ベルトループを修理するのに困っている人の参考になればと思います。
●最後まで読んでいただきありがとうございました。
おしまい

